一伸建設 サイト管理者ブログ

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2018.02.15 Thursday

奈良県・奈良県建設業協会意見交換会について(平成30年1月開催)

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    今年も例年通り

    1月29日にホテル日航奈良で、

    奈良県さんと奈良県建設業協会さんとの意見交換会が開催されました。

     

    奈良県建設業協会さんから奈良県さんに対しては、

    今年も建設関係予算の確保、入札契約制度・格付け基準の改正、

    工事の円滑施工、担い手確保などについて、

    業界の発展のための多様な意見具申、提案、要望等がなされたそうです。

     

     

    一部、自分が興味を持ったところだけ抜粋させていただきますと、

    下記のような要望がなされています。

     

    ▽建設関係予算の確保について

    ・災害に強い道路整備や水害の発生を抑制する河川改修等の予算の確保

    ・南海トラフ大地震を想定した紀伊半島アンカールート等の

     道路網の早急な整備等の公共事業費の増額

     

    ▽入札契約制度・格付け基準の改正について

    ・企業チャレンジ型入札(総合評価)の拡大とクジによる落札の多数発生を是正するため、

     企業チャレンジ型入札を除くすべての評価型において工事成績評定点を反映。

    ・技術提案の標準型2型を現在の8提案から6提案に。

    ・土木工事での1.5億〜3億円に対するA級企業の参画機会の拡大(A級2社によるJVの追加)。

    ・混合入札(試行)の廃止とそれに伴う各ランクの発注金額の改定。

    ・新しいルール作りの検討段階からの参加。

     

    ▽工事施工に関す内容について

    ・工事の円滑な施工が図られるように、設計図書を発注前に精査する体制の強化、

     施工時期の平準化などの改善。

     

    う〜ん、

    やっぱり予算と入札契約制度に関する要望が多いですね。

     

    建設建設関係予算の確保については

    頻発する地震や豪雨災害に対する備えとして、

    災害に強い道路や河川に改修する為の予算確保は奈良県さんには

    是非とも行っていただきたい事ではありますが、

    これって正直、奈良県さんとしても頭の痛い問題なんでしょうねぇ。

    どの場所をどれだけ補強すれば災害に備えられるのか?

    どれだけの地震や雨量に備えればいいのか?

    そして奈良県のシュミレーションに対して国がお金を出してくれるのか??

    担当者さんの苦労が思いやられます(^^;

     

    でも!

    これは土建屋さんの仕事量云々とかいう話ではなく、

    出来れば予算を確保して災害に抗える奈良県にして頂けたら有難いですね☆

     

     

     

    入札契約制度・格付け基準への要望については昨年に引き続き、

    ・企業チャレンジ型入札の増加

    ・設計金額1.5億〜3億円に対するA級企業の参画機会の拡大

     (A級2社によるJVの追加)

    ・混合入札(試行)の廃止とそれに伴う各ランクの発注金額の改定

    この三つが取り上げられています。

     

    その他は、

    ・くじ引きによる落札の多数発生を是正するため、

     企業チャレンジを除くすべての評価型における工事成績評定点の反映。

    ・技術提案の標準型2型を現在の8提案から6提案に。

    新しいルール作りの検討段階からの参加。

    といったところが主だった要望となるでしょうか。

     

     

    昨年から引き続き要望されている

    ・企業チャレンジ型入札の増加

    ・設計金額1.5億〜3億円に対するA級企業の参画機会の拡大

     (A級2社によるJVの追加)

    ・混合入札(試行)の廃止とそれに伴う各ランクの発注金額の改定

     

    この三つの要望については、そうですね、、、

     

    設計金額1.5億〜3億円に対するA級企業の参画機会の拡大

    (A級2社によるJVの追加)という要望は、

    単独発注枠の狭いA級さんの工事確保の為にも、

    また下位ランク(B級以下)の発注金額の引き上げの為にも

    是非とも叶えていただきたい要望のひとつだと思います。

     

    この要望が叶ってA級さんの受注枠・受注量が拡大されて行かない事には、

    A級・B級合同、B級・C級合同で実施されている

    混合入札(試行)の廃止やそれに伴う各ランクの発注金額の改定

    (B・Cランク発注金額の引き上げ)の実現は難しいと思います。

     

    A1さんの参画金額が年々上昇していっている今、

    A級さんの工事確保の為の参画機会拡大というのには大賛成です!

     

    特に

    「B級の発注金額の上限を

     5000万円までに戻してください!!」

     

    と、ずっと訴え続けている当社と致しましては

    A級さんの参加上限金額が引き上げられるのに伴って

    下位の各ランクの発注金額が上手方向に改定される(以前の発注金額に戻る)

    というのはとても有難いお話です♪♪

     

    平成29年度からA級さんの単独発注枠として、

    5000万円〜8000万円が確保されていますし、

    ここで更にA級さんの参画機会を上向きに拡大していただいて!

     

    混合入札(試行)の廃止にあたっては

    是非ともB級は2000万円〜5000万円まで!

    C級は500万円〜2000万円まで!

    と、以前の金額に戻していただきたいものです☆

     

    これもいつも書かせていただいておりますが、

    監理技術者の選任配置の要件が請負金額3500万円以上に緩和され、

    1級技術者2名常時雇用を義務付けられているB等級業者は

    A・B等級合同で実施されている3000万円〜5000万円の混合入札(試行)で

    最低落札金額が3500万円を超える工事を落札した場合しか

    監理技術者を配置する機会がありません。

     

    B等級業者は

    「監理技術者を配置出来る工事を請け負えるように

     早く5000万円までの枠はB級単独枠として返してくれい!」

    思っています!!

     

    また、混合入札(試行)を廃止するにあたっては

    舗装の混合入札(試行)(育成型)についても配慮が必要になってくると思います。

     

    育成型の混合入札が廃止されてしまったら、

    舗装B級は舗装A級の総合評価入札で絶対的に必要となる

    技術提案力や工事実績、工事成績の積み上げを行う機会が無くなってしまい、

    仮に舗装B等級からA等級にランクアップ出来たとしても、

    総合評価入札で工事を落札する事が実質的には不可能となってしまいます。

     

    例えば、高田土木管内の舗装B級の指名競争入札ですが、

    毎回20社以上でのくじ引きとなっています。

     

    運の良い業者さんは1年に1本当たったりもされますが、

    うちみたいに運が悪い業者だと5年に1本くらいしか当たりません(爆)。

     

    うち同様に運があんまり良くない業者さんがくじ引きの入札だけで

    総合評価で必要となってくる主要な施工実績(例えば切削オーバーレイの実績等)

    GETするだけでも大変なことです。

    工事成績評定点が反映されるとなれば、

    工事成績評定点の反映期間は過去5年間だったと思いますので尚更です。

     

    舗装B等級からA等級を目指そうと思っていても、

    何年もの間、くじ引きで工事を引き当てられない事業者さんは、

    会社の規模を整えて、舗装A等級になったとしても、

    工事実績や反映する工事成績評定点が無いがために

    総合評価入札では「実績加点」や「成績加点」を得る事が出来ず戦えないのです。

     

    実際に、

    B等級の間に「切削オーバーレイ」等の実績を得る事が出来ないまま、

    A等級にランクアップした舗装業者さんの中には「実績加点」が無いために

    総合評価落札方式への入札参加を諦めた業者さんもおられます。

     

    A等級にランクアップしたのに実際には入札に参加しても意味がない。

    そんな業者を生み出さないためにも、

    奈良県さんには業者育成の観点から是非、

    混合入札(育成型)を堅持していただければと思います。

     

    どうしても舗装の混合入札を廃止される場合には、

    舗装B級発注枠1000万以上に拡大!

    または舗装B級単独での総合評価の実施をお願い致します!!!

     

     

    三つのうちの残りひとつ。

    ・企業チャレンジ型入札(総合評価)の拡大とクジによる落札の多数発生を是正するため、

     企業チャレンジ型入札を除くすべての評価型において工事成績評定点を反映。

     

    これってちょっと微妙な要望じゃないですか(^^;?

     

    クジによる落札の多発を是正すると言うのは賛成なのですが、

    工事成績評定点を反映してしてしまうと、

    クジによる落札の多発は抑制出来ますが、

    その代わり工事成績優秀者(社)が落札者として固定してしまいます。

     

    実際に奈良県の総合評価落札方式が始まった当初に、

    工事成績優秀者が落札者として固定してしまい、その結果として

    平成29年度で廃止された「受注工事量による減点」が導入された

    という経緯があります。

     

    工事成績評定点による落札者の固定化→受注工事量による減点の開始

    工事成績評定点反映廃止→受注工事量による減点の廃止という

    ここ数年の経緯を踏まえて考えるならば、

    工事成績評定点の反映の復活=受注工事量による減点の復活であるべきです。

     

    (ちなみに!

     工事成績評定を導入する際には、

     発注するランクの1ランク下に該当する工事金額からの工事成績を評価すべきです!

     例えば、Aランクでの発注の場合やAB混在ランクでの発注の場合は、

     1500万円以上(Bランクから)の工事での成績の平均を、

     Bランクでの発注の場合は、500万円以上(Cランクから)の工事での成績の平均値を。

     でないと、下位ランクからランクアップしてきたばかりの事業者や

     ランク混在で下位ランクから混ざって入札に参加する事業者などは工事成績面で

     圧倒的に不利となってしまいますから。)

     

    また、

    企業チャレンジ型入札の拡大は

    評価する項目が少ない分、評価点が同点になりやすく、

    基本的には「くじ引き」での落札者決定になります。

    企業チャレンジ型入札の拡大=くじ引きの多発化となります。

     

    工事成績評定点については現在、

    当初設計金額250万円以上のすべての工事が対象となっています。

     

    くじ引きによる落札の多発を抑制する方向ならば、

    企業チャレンジ型入札を含んだすべての評価型で

    工事成績評定点の反映と受注工事量による減点を導入した方が

    良いのではないでしょうか(・▽・)?

     

    更に付け加えて書かせていただくならば、

    総合評価落札方式のくじ引きの多発も問題ですが、

    総合評価落札方式による入札が

    ほとんど実施されていないC級、B級においては、

    入札のほとんどはくじ引きでしか落札者が決まりません。

     

    例えば高田土木事務所管内にあっては、

    C級もB級も1年間で10本くらいの発注本数がありますが、

    うち総合評価落札方式での発注はC級、B級共に1〜2本ずつ程度で

    あとはすべて10社〜40社程度でのくじ引きとなっています。

     

    くじ引き多発云々言っちゃうのであれば、
    総合評価以外の発注方式についても

    検討していかなければならないのではないでしょうか。

     

    個人的には、

    1000万円を超える工事はすべて総合評価落札方式にしてしまって、

    工事成績評定反映・工事受注量減点復活で

    くじ引きの発生はだいぶ減ってくるんじゃないかと思っていますが。。。

     

    それはそれで、

    提案が強くて成績も良い業者さんには不満だったりもするんでしょうねぇ。

     

    また、

    「じゃあ、1000万円以下はくじ引きを放置するのか?」と

    なってしまいますよねぇ。

     

    で、以前からこれを全ランクの入札に反映できないのかなぁ?

    と思っているのが「低入札価格調査制度」です。

     

    ダンピングの防止や公共工事の品質を確保するため、

    競争入札において「調査基準価格 (契約内容の履行が可能と考えられる最低限度額で、

    算定方法は最低制限価格と同じ)」を設定し

    入札額が調査基準価格未満であった場合には、当該入札者と契約するか否かを

    発注者が調査等を行ったうえで決定する制度です。

     

    奈良県では

    現在予定価格が3000万円以上の工事で導入されています。

    ただ、「低入札価格調査制度」が大変に厳しい調査ですので、

    当社も含めて「低入札」を実施する業者はほとんどおらず

    実質的には「調査基準価格」は「最低制限価格」と同意語となってしまっています。

     

    と言うのも

    「低入札価格調査制度」という名前ではありますが、

    実際には低入札の調査だけではなく、

    品質確保の為に主任技術者と同等の技術者を一人追加で配置したり、

    前払い金をもらえる額が少なかったりと、

    「低入札価格調査制度の対象になる」=「低入札した上に更に費用が嵩む」

    という側面があるからです。

     

    低入札価格調査時に提出する膨大な書類に加えて、

    追加の技術者の配置や前払い金額の減少などを考慮すると、、、

    業者の立場からすると基本的には低入札は実施できません(^^;

     

    逆説的な表現をすれば

    「低入札価格調査制度」は、業者に低入札をさせない為に

    設けられている制度であるとも言えます。

     

     

    人件費削減で配置人員が少なく、

    常に職員さんの過労(残業)が問題となっている

    奈良県さんにとっても

     

    業者に膨大な量の低入調査書類を提出させ、

    常時現場に通って業者を管理するというのは非常に困難な事で、

    出来れば「低入札価格調査」には取り組みたくない。。。

    という意思表示の様なものだと思うのですが(^^;

     

     

    これをちょっと簡易化して

    全ランクに導入出来ないものなんでしょうかねぇ?

     

    例えばですが、、、

    以前は最低制限価格は予定価格の70%でした。

    現在は数年後に少しずつ引き上げられ

    概ね予定価格の88%〜89%くらいになっています。

     

    最低制限価格より下の価格で入札が行われたからといって

    直ちに「ダンピングだ!公共工事の品質低下だ!!」というレベルではありません。

    まだまだ十分に工事の品質は確保出来るレベルです。

     

    そこでまず、

    最低制限価格が導入されている全ランクで

    最低制限価格を廃止し調査基準価格を事後公表として

    「2段階方式の低入札価格調査制度」を導入します。

     

    第1段階として

    現在と同様に予定価格の88%〜89%のところに

    調査基準価格を設定し、

    その価格を下回って入札を実施した事業者には

    簡易的(例えば詳細な見積書の提出、資材及び労務の供給計画等で

        契約時のみに書類を提出など)な「低入札価格調査」を実施、

     

    そして第2段階として

    予定価格の80%以下75%以上での入札を実施した事業者には

    従来同様の厳しい「低入札価格調査」を実施する。

    また、75%以下での入札者は失格とする。

     

    最低制限価格が導入されているのは

    主にB級・C級の小さな工事が発注されているランクですから、

    こういう幅のある制度なら入札を実施する事業者も

    「役所に賄賂渡してでも価格を聞き出してやる!」とかまで考えないでしょうし、

    調査基準価格を非公開(事後公表)にしても

    奈良県さんがピリピリしてらっしゃる贈収賄や情報漏洩による逮捕者なんて言うのも

    さほど出ないと思うんですけどねぇ。

     

    こういうのって無理なんでしょうかねぇ?

    出来れば5000万円以下くらいで実施して頂けたら

    入札盛り上がると思うんですけどね!!

     

     

    「最低制限価格」。

    ここはあんまり踏み込むと最終的に、、、

     

    くじ引きを防ぎ、

    落札者の固定化を防ぎ、

    価格による競争が反映させる為には

    最低制限価格は廃止・または最低制限価格や調査基準価格は非公開とするのが妥当!

    という結論に達しちゃうのであまり踏み込みたくない部分ですね(^^;

     

    最低制限価格が非公開になったとしても、

    それ以上低い価格を書いた場合、ただ失格になるだけですが、、、

    調査基準価格が非公開になった際に、

    うっかり調査基準価格より下の価格を書いてしまった日には、、、

    目も当てられない大惨事になってしまいます(泣)!!!

     

     

    残り、まとめてちゃちゃっと書きます(笑)。

     

    ・技術提案の標準型2型を現在の8提案から6提案に。

     ↓

     賛成です。多すぎるので6提案でいいんじゃないでしょうか(^^)

     

    ・新しいルール作りの検討段階からの参加。

     ↓

     全建設事業者にアンケートとか出来ませんかね(^^;?

     「社会保険加入率を高めるにはどうすればいいと思いますか?」

     っていうアンケートは毎年実施されるんだから

     「入札契約制度に関する意見を述べてください。」っていう

     アンケートがあってもいいと思うんですねどね。

     そういうアンケートは絶対に回ってこないですね(笑)。

     

    ・工事の円滑な施工が図られるように、設計図書を発注前に精査する体制の強化、

     施工時期の平準化などの改善。

     ↓

     本当にもう、設計書と現場が違い過ぎるので

     県の担当者さんも現場施工者も苦労しています(^^;

     発注前にしっかり精査していただきたい〜。

     

     

     

     

     

    当ブログの発注基準・格付け基準等に関する過去記事

    平成29年度「奈良県県土マネジメント部入札契約制度等説明会」について(2018,1,25)

    平成28年度「入札契約制度等」説明会の資料が公開されました。(2016,5,25)

    平成28年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2016,5,23)

    平成27年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2015,5,25)

    平成26年度の奈良県総合評価落札方式改正についての考考察(2014,6,5)

    平成26年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2014,5,29)

    舗装工事B等級業者がA等級になって仕事を落札できるのか(2013,9,13)

    「土木一式」Aランク業者とBランク業者に混合入札の試行について2(2013,8,22)

    再掲載_平成26・27年度 奈良県土木部格付け基準についての考察(2013,5,29)

    Aランク業者とBランク業者による混合入札の試行について(2013,5,29)

    平成25年度「入札契約制度等説明会」が開催されます。(2013,5,29)

    平成24・25年度 格付け基準の「総評定点算定基準」の改正について(2012,5,22)

    平成24・25年度 奈良県土木部格付け基準についての考考察(2012,4,26)

    平成24・25年度格付け基準並びに発注基準公表(2011,7,30)

    平成24・25年度 建設工事格付け基準等について(2011,7,4)

    平成24・25年度格付け基準改正について(2011,7,1)

    奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会(2011,6,12)

     

    平成23年度 奈良県舗装工事A等級落札者決定基準に物申す。(2011,6,8)

    「奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会」(平成23年6月10日開催)の「資料」(2011,6,7)

    奈良県土木部 舗装工事落札者決定基準 アスファルトプラント加点についての考察(2011,5,15)

    奈良県土木部 舗装工事落札者決定基準 地域精通度についての考察(2011,5,2)

    奈良県土木部 落札者決定基準 工事成績評定点に対する考察(2011,4,30)

    奈良県土木部 土木工事・舗装工事落札者決定基準 ISO評価に対する考察(2011,4,29)

    平成22年度 奈良県土木部 総合評価落札方式 舗装工事用落札者決定基準への考察(2010,6,16)

    総合評価説明会(2009,12,14)


    2018.01.25 Thursday

    平成29年度「奈良県県土マネジメント部入札契約制度等説明会」について

    0

       

      毎年、5月に開催され、

      新年度の発注基準改正や総合評価落札方式についての改正が発表される

      奈良県県土マネジメント部さんの「入札契約制度等説明会」。

       

      平成29年度も

      5月30日に橿原万葉ホールで開催されました。

       

      細は奈良県県土マネジメント部技術管理課さんのページをご覧ください。

       

      おおまかな改正点を列記しますと、

      ・土木一式A等級の単独発注枠新設(5000万円以上8000万円未満)

      ・ICT推進のための総合評価落札方式の試行開始

      ・新規参入企業等の受注機会の拡大と担い手育成・確保の為の

       総合評価落札方式におけるチャレンジ型の対象範囲拡大と

       それに伴う「工事受注量による減点」の廃止。

      などが発表されました。

       

      例年は、

      説明会直後に当ブログで

      説明会で発表された内容について

      意見を書かせていただいているのですが、

      今年度(平成29年度)については、

       

      事前に書かせていただいた4月のブログ

      奈良県・奈良県建設業協会意見交換会について(再掲載)で、

      ・5000万円以上でA等級単独発注枠創設希望

      ・3000万円〜5000万円まではB等級に返還希望

      ・工事受注量による減点廃止は基本的に反対等、

      ある程度の意見はすでに書かせていただいておりましたし、

       

      実際に5月の奈良県さんの「入札契約制度等説明会」で

       

      ・設計金額5000万以上8000万円未満での

          土木一式A等級の単独発注枠新設。

       

      ・総合評価落札方式におけるチャレンジ型の増加と

        「工事受注量による減点の廃止」。

       

      上記2点の改正が発表されましたので、

      この1年間は土木一式B等級で入札に参加させていただきながら

      上記2点の改正が土木一式A等級と土木一式B等級に与える影響が

      どの様なものになるのかを注視させていただいておりました。

       

      土木一式A等級の単独発注枠創設は、

      土木一式A等級の事業者さんにとっても

      われわれB等級の事業者にとっても、

      ここ数年間の懸案事項・希望事項であったので

      この改正は大変有意義なものになっていると思います。

       

      この改正でA等級の事業さんは、

      実力次第では8000万円以上1.5億未満の工事で

      A1等級さんとの混合入札枠に参加し、

      5000万円以上8000万円未満ではA等級単独枠に参加。

      3000万以上5000万円未満ではB等級との

      混合入札にも参加出来る状態となりました。

       

      他土木事務所さんでの落札状況までは

      詳細に把握していませんが、高田土木事務所管内の

      土木一式A等級さんの落札状況を鑑みれば

      いい感じでA等級さんの仕事を確保出来ているのではないかと思います。

       

      ただ、B等級の立場から鑑みると、、、

      工事受注量による減点が廃止された分、

      3000万円以上5000万円以下の

      A等級B等級混在枠の総合評価落札方式で

      ISOの取得や新人の若手技術者の雇用が難しいB等級事業者が

      A等級の事業者さんに打ち勝つのはなかなか厳しいものがあるのかな。

      と思います。

       

      ここはやはり、

      3000万円以上5000万円以下の設計金額の工事を

      A等級B等級混在での入札を続けられるならば、

      すでに工事を受注されているA等級の事業さんからは

      工事受注量による減点をしていただけたならば、

      B等級の事業者としては非常にありがたいかなと思います。

       

      若しくは、

      5000万円以上8000万円未満の枠で

      A等級さんの発注が確保されている状況であれば、

      3000万円以上5000万円未満の枠は

      B等級に返していただければ、と思います。

      B等級だって1級技術者(監理技術者)2名雇用していますので、

      やっぱり、5000万円くらいまでの工事は

      受注させていただきたいです。

       

      現在、

      B等級単独発注枠は2000万円以上3000万円未満の

      工事のみとなっています。

      1500万円以上2000万円未満の工事は

      B等級とC等級の混合入札となっています。

      しかしながら、B等級とC等級の混合入札となると、

      高田土木管内では参加業者数は約40社!!!

       

      B等級事業者のは工事受注量の確保は

      相当に難しくなってきています。

       

      A等級の単独枠確保で

      発注基準のバランスは相当に良くなっていると思いますが、

      B等級は厳しい状態が続いています。

       

      やはり、、、

      3000万円以上5000万円未満の枠は

      B等級の単独発注枠に戻していただけないものでしょうかねぇ?

       

       

       

       

       

      当ブログの発注基準・格付け基準等に関する過去記事

      奈良県・奈良県建設業協会意見交換会について(再掲載)(2017,4,17)

      奈良県・奈良県建設業協会意見交換会について(2017,02,05)

      平成28年度「入札契約制度等」説明会の資料が公開されました。(2016,5,25)

      平成28年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2016,5,23)

      平成27年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2015,5,25)

      平成26年度の奈良県総合評価落札方式改正についての考考察(2014,6,5)

      平成26年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2014,5,29)

      舗装工事B等級業者がA等級になって仕事を落札できるのか(2013,9,13)

      「土木一式」Aランク業者とBランク業者に混合入札の試行について2(2013,8,22)

      再掲載_平成26・27年度 奈良県土木部格付け基準についての考察(2013,5,29)

      Aランク業者とBランク業者による混合入札の試行について(2013,5,29)

      平成25年度「入札契約制度等説明会」が開催されます。(2013,5,29)

      平成24・25年度 格付け基準の「総評定点算定基準」の改正について(2012,5,22)

      平成24・25年度 奈良県土木部格付け基準についての考考察(2012,4,26)

      平成24・25年度格付け基準並びに発注基準公表(2011,7,30)

      平成24・25年度 建設工事格付け基準等について(2011,7,4)

      平成24・25年度格付け基準改正について(2011,7,1)

      奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会(2011,6,12)

       

      平成23年度 奈良県舗装工事A等級落札者決定基準に物申す。(2011,6,8)

      「奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会」(平成23年6月10日開催)の「資料」(2011,6,7)

      奈良県土木部 舗装工事落札者決定基準 アスファルトプラント加点についての考察(2011,5,15)

      奈良県土木部 舗装工事落札者決定基準 地域精通度についての考察(2011,5,2)

      奈良県土木部 落札者決定基準 工事成績評定点に対する考察(2011,4,30)

      奈良県土木部 土木工事・舗装工事落札者決定基準 ISO評価に対する考察(2011,4,29)

      平成22年度 奈良県土木部 総合評価落札方式 舗装工事用落札者決定基準への考察(2010,6,16)

      総合評価説明会(2009,12,14)


      2017.04.17 Monday

      奈良県・奈良県建設業協会意見交換会について(再掲載)

      0

         

        1月31日にホテル日航奈良で、

        奈良県さんと奈良県建設業協会さんとの意見交換会が開催されました。

         

        奈良県建設業協会さんから奈良県さんに対しては、

        建設関係予算の確保、入札契約制度・格付け基準の改正、

        工事の円滑施工、担い手確保などについて、

        業界の発展のための多様な意見具申、提案、要望等がなされたそうです。

         

        一部、自分が興味を持ったところだけ抜粋させていただきますと、

        下記のような要望がなされています。

         

        <入札契約制度について>

        1、受注工事量による減点の廃止

         (総合評価入札の本来の趣旨に即して)

        2、企業チャレンジ型入札の増加

        3、県の表彰制度で表彰された工事工種に対してのみの加点

        4、最低制限価格の引き上げ

        5、建築工事おける現状に即した予定価格の設定

         

        <格付け基準について>

        1、設計金額1.5億〜3億円に対するA級企業の参画機会の拡大

         (A級2社によるJVの追加)

        2、混合入札(試行)の廃止とそれに伴う各ランクの発注金額の改定

         

         

        入札契約制度への要望については、

        建設業界に居れば必ず誰かが「こうなって欲しいなぁ」と

        口にしている内容のことが多いので、

        いろんな意見を取りまとめる協会さんとしては妥当な要望なのかなぁ

        と思います。

         

        格付け基準への要望については、

        1,2の要望どちらも、

        現時点で、単独発注枠が無いA級さんの工事確保の為の対応

        という感じでしょうか?

         

        A1さんの参画金額が年々上昇していっている今、

        A級さんの工事確保の為の参画機会拡大というのには大賛成です!

         

        「B級の発注金額の上限を

         5000万円までに戻してください!!」

         

        と、ずっと訴え続けている当社と致しましても

        A級さんの参加上限金額が引き上げられるのに伴って

        下位の各ランクの発注金額が上手方向に改定されるというのは

        とても有難いお話です♪♪

         

        ただ、、、

        1点だけ気になっているのが、、、、

         

        A級さんの単独発注枠を

        5000万円以上の枠で確保する事が出来るのか??

        という点ですね。

         

         

        まさかとは思いますが、、、

        3000万〜5000万をA級単独発注枠のままでの

        A1至上主義的な混合入札廃止論だったら、

        それはご容赦いただきたい。

         

        監理技術者の選任配置の要件が請負金額3500万円以上に緩和され、

        1級技術者2名常時雇用を義務付けられている多くのB級業者は、、、

         

        「監理技術者を配置出来る工事を請け負えるように

         早く5000万円までの枠はB級単独枠として返してくれい!」と思ってますよ(−−;?

         

        B級の発注価格の改定に際しては

        少なくても4500万円まではB級に返していただきたいです。

        これなら最低制限価格が3500万円を超えてきますので、B級業者も

        監理技術者を現場に配置出来ます。

         

        A級さんには、

        どうか5000万円以上の枠での単独発注枠設置をお願いします☆

         

        でないと、

        現状のA級以下の業者が

        5000万円を上限とした枠の中に

        押し込められた状態のままでの混合入札廃止、

        各ランク毎の単独発注枠の設定は難しいのではないですかね?

         

        もっとB級以下の意見も吸い上げて欲しい。。。

         

        協会さんから奈良県さんに

        混合入札の廃止を要望するならば、、、

        まずは本来のA1・A級の発注枠である5000万円以上の枠の中で

        A1とA級さんとの間で折り合いをつけて、

        5000万円以上の枠の中でA級さんの単独発注枠設け、

        しわ寄せをB級以下(5000万円以下)に持ってこないでください〜。

         

         

        混合入札廃止論を展開するならば、

        5000万円以上でのA級さん単独枠の設定必須!って感じです=3

         

         

        また、舗装の混合入札(育成型)についても。。。

        育成型の混合入札が廃止されてしまったら、

        舗装B級は舗装A級の総合評価入札で絶対的に必要となる

        技術提案力や工事実績、工事成績の積み上げを行う機会が無くなってしまい、

        仮に舗装B等級からA等級にランクアップ出来たとしても、

        総合評価入札で工事を落札する事が実質的には不可能となってしまいます。

         

        例えば、高田土木管内の舗装B級の指名競争入札ですが、

        毎回20社以上でのくじ引きとなっています。

         

        運の良い業者さんは1年に1本当たったりもされますが、

        うちみたいに運が悪い業者だと5年に1本くらいしか当たりません(爆)。

         

        うち同様に運があんまり良くない業者さんがくじ引きの入札だけで

        総合評価で必要となってくる主要な施工実績(例えば切削オーバーレイの実績等)

        GETするだけでも大変なことです。

         

        舗装B等級からA等級を目指そうと思っていても、

        何年もの間、くじ引きで工事を引き当てられない事業者さんは、

        会社の規模を整えて、舗装A等級になったとしても、

        実績が無いがために総合評価入札では「実績加点」を得る事が出来ず戦えないのです。

         

        実際に、

        B等級の間に「切削オーバーレイ」等の実績を得る事が出来ないまま、

        A等級にランクアップした舗装業者さんは「実績加点」が無いために

        総合評価落札方式で大苦戦なさっています。

         

         

        どうも上のランクの業者さんたちは、

        下から上に上がっていけない制度を作り上げようとしているように

        思えます。。。

         

        奈良県さんには業者育成の観点からも是非、

        混合入札(育成型)を堅持していただければと思います。

         

        どうしても舗装の混合入札を廃止される場合には、

        舗装B級発注枠1000万以上に拡大!

        または舗装B級単独での総合評価の試行!!をお願い致します!!!

         

        余談ですが、、、

        年度末に発注される土木工事・舗装工事の緊急時工事等も、

        以前は低ランク業者にも参加の機会が与えられていたのですが、

        最近は代表者をA級としたJVになりつつあり、

        本当に、A級への発注の集約化が進んでいると思いますね〜(泣)。

         

         

        あ、ちなみに、、、

        ここまで書いてしまったので、

        <入札契約制度>についてももう少し踏み込んで書かせていただくならば。。。

         

        入札契約制度についての下記5つの要望についてですが、、、

         

        1、受注工事量による減点の廃止

         (総合評価入札の本来の趣旨に即して)

        2、企業チャレンジ型入札の増加

        3、県の表彰制度で表彰された工事工種に対してのみの加点

        4、最低制限価格の引き上げ

        5、建築工事おける現状に即した予定価格の設定

         

        まず、

        2と3は、総合評価入札で慢性的な落札者の固定化を回避し、

        新規参入業者や実績の少ない業者にも落札チャンスが与えられ、

        多様な落札者を生み出せるため妥当な提案だと思います。

         

        5も、相変わらず予定価格は低いので妥当な要望だと思います。

         

        ただ、1の受注工事量による減点と4の最低制限価格の引き上げは、

        相反する部分があるので難しいですよね。

         

        1の受注工事量による減点は、

        確かに総合評価入札の趣旨に即して考えれば、

        受注量による減点を行うのはいかがなものか?という見方も出来ますが、、、

         

        1は

        4で引き上げを求めている最低制限価格が存在するゆえに、

        「企業規模の大きい業者が落札者として慢性的に固定化する事を回避するため」に、

        設けられた制度であったように思いますから、

        最低制限価格の縛りが続く現状では、存在するのが妥当なのかもしれません。

         

        最低制限価格があると、どうしても、

        企業規模が大きく表彰をたくさんとっている業者さんに

        落札が固定化してしまいますからね〜。

         

        総合評価入札の趣旨に即して1の

        「受注量による減点の廃止」を要望するのであれば、

        価格による競争が出来るように

        最低制限価格は廃止・または非公開とするのが妥当となっちゃいませんかね(^^;?

         

        それは奈良県のいち建設業者としては非常に困りますし、

        個人的には1は残ってもらいたい制度だと思います(笑)。

         

         

         

         

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        平成28年度「入札契約制度等」説明会の資料が公開されました。(2016,5,25)

        平成28年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2016,5,23)

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        平成24・25年度 建設工事格付け基準等について(2011,7,4)

        平成24・25年度格付け基準改正について(2011,7,1)

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        「奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会」(平成23年6月10日開催)の「資料」(2011,6,7)

        奈良県土木部 舗装工事落札者決定基準 アスファルトプラント加点についての考察(2011,5,15)

        奈良県土木部 舗装工事落札者決定基準 地域精通度についての考察(2011,5,2)

        奈良県土木部 落札者決定基準 工事成績評定点に対する考察(2011,4,30)

        奈良県土木部 土木工事・舗装工事落札者決定基準 ISO評価に対する考察(2011,4,29)

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        総合評価説明会(2009,12,14)


        2017.02.05 Sunday

        奈良県・奈良県建設業協会意見交換会について

        0

           

          1月31日にホテル日航奈良で、

          奈良県さんと奈良県建設業協会さんとの意見交換会が開催されました。

           

          奈良県建設業協会さんから奈良県さんに対しては、

          建設関係予算の確保、入札契約制度・格付け基準の改正、

          工事の円滑施工、担い手確保などについて、

          業界の発展のための多様な意見具申、提案、要望等がなされたそうです。

           

          一部、自分が興味を持ったところだけ抜粋させていただきますと、

          下記のような要望がなされています。

           

          <入札契約制度について>

          1、受注工事量による減点の廃止

           (総合評価入札の本来の趣旨に即して)

          2、企業チャレンジ型入札の増加

          3、県の表彰制度で表彰された工事工種に対してのみの加点

          4、最低制限価格の引き上げ

          5、建築工事おける現状に即した予定価格の設定

           

          <格付け基準について>

          1、設計金額1.5億〜3億円に対するA級企業の参画機会の拡大

           (A級2社によるJVの追加)

          2、混合入札(試行)の廃止とそれに伴う各ランクの発注金額の改定

           

           

          入札契約制度への要望については、

          建設業界に居れば必ず誰かが「こうなって欲しいなぁ」と

          口にしている内容のことが多いので、

          いろんな意見を取りまとめる協会さんとしては妥当な要望なのかなぁ

          と思います。

           

          格付け基準への要望については、

          1,2の要望どちらも、

          現時点で、単独発注枠が無いA級さんの工事確保の為の対応

          という感じでしょうか?

           

          A1さんの参画金額が年々上昇していっている今、

          A級さんの工事確保の為の参画機会拡大というのには大賛成です!

           

          B級の発注金額の上限を

          5000万円までに戻してください!!

           

          と、ずっと訴え続けている当社と致しましても

          各ランクの発注金額の上手方向への改定というのは

          とても有難いお話です♪♪

           

          ただ、、、

          1点だけ気になっているのが、、、、

           

          A級さんの単独発注枠を

          5000万円以上の枠で確保する事が出来るのか??

          という点ですね。

           

           

          まさかとは思いますが、、、

          3000万〜5000万をA級単独発注枠のままでの

          A1至上主義的な混合入札廃止論だったら、

          それはご容赦いただきたい。

           

          監理技術者の選任配置の要件が請負金額3500万円以上に緩和され、

          1級技術者2名常時雇用を義務付けられている多くのB級業者は、、、

           

          「監理技術者を配置出来る工事を請け負えるように

           早く5000万円までの枠はB級単独枠として返してくれい!」と思ってますよ(−−;?

           

          B級の発注価格の改定に際しては

          少なくても4500万円まではB級に返してください☆

          これなら最低制限価格が3500万円を超えてきます☆

          監理技術者配置出来ます☆☆

           

          A級さんには、

          どうか5000万円以上の枠での単独発注枠設置をお願いします☆

           

          でないと、

          現状のA級以下の業者が

          5000万円を上限とした枠の中に

          押し込められた状態のままでの混合入札廃止、

          各ランク毎の単独発注枠の設定は難しいのではないですかね?

           

          もっとB級以下の意見も吸い上げて欲しい。。。

           

          協会さんから奈良県さんに

          混合入札の廃止を要望するならば、、、

          まずは本来のA1・A級の発注枠である5000万円以上の枠の中で

          A1とA級さんとの間で折り合いをつけて、

          5000万円以上の枠の中でA級さんの単独発注枠設け、

          しわ寄せをB級以下(5000万円以下)に持ってこないでくださいね〜。

           

           

          混合入札廃止論を展開するならば、

          5000万円以上でのA級さん単独枠の設定必須!って感じです=3

           

           

          また、舗装の混合入札(育成型)についても。。。

          育成型の混合入札が廃止されてしまったら、

          舗装B級は舗装A級の総合評価入札で絶対的に必要となる

          技術提案力や工事実績、工事成績の積み上げを行う機会が無くなってしまい、

          仮に舗装B級からA級にランクアップ出来たとしても、

          総合評価入札で工事を落札する事が実質的には不可能となってしまいます。

           

          例えば、高田土木管内の舗装Bの指名競争入札ですが、

          毎回20社以上でのくじ引きとなっています。

          運の良い業者さんは1年に1本当たったりもされますが、

          うちみたいに運が悪い業者だと5年に1本くらいしか当たりません(爆)。

           

          うち同様に運があんまり良くない業者さんがくじ引きの入札だけで

          総合評価で必要となってくる舗装工事(切削オーバーレイ)の施工実績を

          GETするだけでも大変なことです。

           

          そういう業者さんは

          会社の規模を整えて、舗装A級になったとしても、

          実績が無いがために総合評価入札では戦えないのです。

           

           

          どうも上のランクの業者さんたちは、

          下から上に上がっていけない制度を作り上げようとしているように

          思えます。。。

           

          奈良県さんには業者育成の観点からも是非、

          混合入札(育成型)を堅持していただければと思います。

           

          どうしても舗装の混合入札を廃止される場合には、

          舗装B級発注枠1000万以上に拡大!

          または舗装B級単独での総合評価の試行!!をお願い致します!!!

           

          余談ですが、、、

          年度末に発注される土木工事・舗装工事の緊急時工事等も、

          以前は低ランク業者にも参加の機会が与えられていたのですが、

          最近は代表者をA級としたJVになりつつあり、

          本当に、A級への発注の集約化が進んでいると思いますね〜(泣)。

           

           

          あ、ちなみに、、、

          ここまで書いてしまったので、

          <入札契約制度>についてももう少し踏み込んで書かせていただくならば。。。

           

          入札契約制度についての下記5つの要望についてですが、、、

           

          1、受注工事量による減点の廃止

           (総合評価入札の本来の趣旨に即して)

          2、企業チャレンジ型入札の増加

          3、県の表彰制度で表彰された工事工種に対してのみの加点

          4、最低制限価格の引き上げ

          5、建築工事おける現状に即した予定価格の設定

           

          まず、

          2と3は、総合評価入札で慢性的な落札者の固定化を回避し、

          新規参入業者や実績の少ない業者にも落札チャンスが与えられ、

          多様な落札者を生み出せるため妥当な提案だと思います。

           

          5も、相変わらず予定価格は低いので妥当な要望だと思います。

           

          ただ、1の受注工事量による減点と4の最低制限価格の引き上げは、

          相反する部分があるので難しいですよね。

           

          1の受注工事量による減点は、

          確かに総合評価入札の趣旨に即して考えれば、

          受注量による減点を行うのはいかがなものか?という見方も出来ますが、、、

           

          1は

          4で引き上げを求めている最低制限価格が存在するゆえに、

          「企業規模の大きい業者が落札者として慢性的に固定化する事を回避するため」に、

          設けられた制度であったように思いますから、

          最低制限価格の縛りが続く現状では、存在するのが妥当なのかもしれません。

           

          最低制限価格があると、どうしても、

          企業規模が大きく表彰をたくさんとっている業者さんに

          落札が固定化してしまいますからね〜。

           

          総合評価入札の趣旨に即して1の

          「受注量による減点の廃止」を要望するのであれば、

          価格による競争が出来るように

          最低制限価格は廃止・または非公開とするのが妥当となっちゃいませんかね(^^;?

           

          それは奈良県のいち建設業者としては非常に困りますし、

          個人的には1は残ってもらいたい制度だと思います(笑)。

           

           

           

           

          当ブログの発注基準・格付け基準等に関する過去記事

          平成28年度「入札契約制度等」説明会の資料が公開されました。(2016,5,25)

          平成28年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2016,5,23)

          平成27年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2015,5,25)

          平成26年度の奈良県総合評価落札方式改正についての考考察(2014,6,5)

          平成26年度「入札契約制度等」説明会が開催されます。(2014,5,29)

          舗装工事B等級業者がA等級になって仕事を落札できるのか(2013,9,13)

          「土木一式」Aランク業者とBランク業者に混合入札の試行について2(2013,8,22)

          再掲載_平成26・27年度 奈良県土木部格付け基準についての考察(2013,5,29)

          Aランク業者とBランク業者による混合入札の試行について(2013,5,29)

          平成25年度「入札契約制度等説明会」が開催されます。(2013,5,29)

          平成24・25年度 格付け基準の「総評定点算定基準」の改正について(2012,5,22)

          平成24・25年度 奈良県土木部格付け基準についての考考察(2012,4,26)

          平成24・25年度格付け基準並びに発注基準公表(2011,7,30)

          平成24・25年度 建設工事格付け基準等について(2011,7,4)

          平成24・25年度格付け基準改正について(2011,7,1)

          奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会(2011,6,12)

           

          平成23年度 奈良県舗装工事A等級落札者決定基準に物申す。(2011,6,8)

          「奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会」(平成23年6月10日開催)の「資料」(2011,6,7)

          奈良県土木部 舗装工事落札者決定基準 アスファルトプラント加点についての考察(2011,5,15)

          奈良県土木部 舗装工事落札者決定基準 地域精通度についての考察(2011,5,2)

          奈良県土木部 落札者決定基準 工事成績評定点に対する考察(2011,4,30)

          奈良県土木部 土木工事・舗装工事落札者決定基準 ISO評価に対する考察(2011,4,29)

          平成22年度 奈良県土木部 総合評価落札方式 舗装工事用落札者決定基準への考察(2010,6,16)

          総合評価説明会(2009,12,14)


          2014.06.05 Thursday

          平成26年度の奈良県総合評価落札方式改正についての考察

          0


            今年度、平成26年度に改正された、
            奈良県総合評価落札方式の改正点を熟読している中で、

            何点か
            「ん〜?これってどうなんやろ?」と思った箇所があります。

            まず1点目は、、、
            先日も当ブログで書かせていただいた

            予定価格1億円未満で実施する
            総合評価落札方式簡易型◆陛斂攅事A1・A等級用)及び
            育成型 陛斂攅事A・B等級混在用)における
            施工計画の提案数の4提案から2提案への提案数減少。

            これは今まで通り4提案で良かったのではないか?
            と思います(^^;

            当社は平成25年度まで
            土木工事B等級、舗装工事A等級でしたので、
            施工計画4提案の総合評価落札方式で何度か仕事を
            させていただきましたが、、、、

            確かに2000万円以下の工事(土木・舗装共に)で
            4提案実行すると技術提案に予算が食われてお金なんて
            残りません(泣)。

            ですので、
            土木工事・舗装工事共に2000万円以下程度の工事では
            施工計画の提案数を2個にしていただけるのは
            大変有難いお話なのですが。。。。

            請負金額が3000万円を超えると、
            技術提案を4提案実施しても、それほど予算への食い込みは
            起こらず、十分に利益を出すことが出来るように思います(^^;

            3000万円を超える工事では、
            施工業者は4提案実施しても十分に
            会社運営は成り立つのでは。。。

            正直、
            3000万円以上の土木工事で
            技術提案2提案では、
            競争性が失われてしまうような気がしませんか(^^;?

            上位ランクでは、、、
            施工計画の提案数は多いほうが
            担当技術者もモチベーション上がりますし(苦笑)!!

            なんといっても
            提案数が多いほうが総合評価落札方式の入札が
            盛り上がると思います!
            (これ大事だと思います。)

            まぁ、
            こんなこと書くと、
            また自分で
            自分の首を絞めちゃうのですが。。。(^^;。。。

            総合評価落札方式は、
            盛り上がってナンボの入札形態だと思いますので(^^;



            そして2点目が、、、
            新設された「育成型」での工事成績表定点の評価の廃止。です。






            総合評価落札方式における
            「工事成績評定の評価の廃止」というのは

            「価格及び品質が総合的に優れた内容の契約」
            という総合評価落札方式の「基本理念」や
            「契約された公共工事を適正に実施し、
            必要な技術的能力の向上に努める」という受注者の責務


            に反するのではないでしょうか(−−;?
            コレですね ↓ ↓ ↓




            と言うのも。。。

            新設された「育成型」で
            工事成績の評価を廃止すると言うことは。。。

            土木工事では5000万円未満のすべての工事では
            工事成績評定は評価しない。

            舗装工事では2000万円未満のすべての工事では
            工事成績評定を評価しない。

            と言うことになるからです




            これはマズイです(−−;



            総合評価落札方式で
            工事成績評定の評価が廃止されてしまったら、

            「育成型」以下の総合評価落札方式にしか参加しない、
            B級以下の土木・舗装業者は、
            工事成績評定なんて意識しなくなってしまいます!!

            だって、
            頑張って良い点採っても
            あんまりメリットありませんから(^^;

            良い工事成績評定を採るためには、
            現場管理や書類作成に
            多くの費用と時間を裂かなくてはなりません。。。

            B級以下の小さな業者の中では、

            「時間とお金をかけてまで
            良い点数なんて採りたくない。。。」と思っている
            業者さんは少なくありません(爆)

            でも、
            総合評価落札方式は
            B級以下でも実施されているので

            「総合評価で仕事獲るためには
             ちょっと時間とお金をかけてでも
             良い工事成績を採っておかないと=3」

            という思いもありました。


            だから、まぁ、
            みんなそれなりに頑張ってました。


            でも、
            総合評価落札方式に
            工事成績評定の評価が無くなったら????


            奈良県では、
            平成25年4月1日からは
            原則的に250万円以上の工事が
            工事成績評定の対象工事となっていますが、

            工事成績評定点が活用され、
            なにかしらの企業評価の対象となるのは

            〜躪臧床鼠郢ナ式での企業評価点への加点
            格付け時の経審評点への加点

            この2点だけでした。


            このうちの総合評価への加点が無くなったら???


            おそらく、
            B級以下の業者さんたちは

            「もう別に頑張って
             良い点採らんでええやんか?
             
             余計なことに時間割いたり、
             お金かけたりせんかって、
             普通に仕事して、
             普通の点数採ってたらそれでええやん(笑)。
             
             っていうか、
             別に悪い点数採ったからって特に何も無いし?」

            って言う、
            気持ちになっていっちゃうんじゃないかなぁ〜?
            と思うんですよね(^^;

            奈良県さんは、
            せっかく土木C等級まで総合評価落札方式を
            実施されているのに、

            総合評価落札方式に
            工事成績を活用しなくなってしまうことで、
            業者の思いが
            そういう方向に進んでいってしまい、
            結果的に

            「品質確保や技術能力向上」への
            モチベーションが下がっていってしまうのは
            非常にもったいない事だと思います。。。。

            「品質確保や技術能力向上」という
            総合評価落札方式の「基本理念」から鑑みると、

            施工計画の提案数の減少や
            工事成績評定の評価の廃止というのは、
            マイナス要素の大きい改正のような気がしますね(^^;


            2013.09.13 Friday

            舗装工事B等級業者がA等級になって仕事を落札できるのか?

            0
               
              先日、
              「土木一式」Aランク業者とBランク業者に混合入札の試行について◆

              という記事を書かせていただいた際に、

              「奈良県土木部さんは土木AB等級混在で入札はしているけれど、
               工事実績の加点が3000万円以上に設定されているので、
               B等級業者では工事実績が無くて実質的に仕事は獲れないのでは?」
               

              というような趣旨のことを書かせていただいたのですが、、、

              実は、舗装工事A等級に関しては、
              舗装工事B等級から舗装工事A等級にランクアップしてくる業者にとって、
              これよりも、もっと厳しくて高い壁があったりします。。。

              それがコレ↓(工事成績評定の評価内容)です。




              ピンク色の線で囲っている箇所ですが、
              「過去5年間に元請として完成・引渡しが完了した、
              奈良県土木部発注の予定価格が1000万円以上の舗装工事の
              工事成績評定の平均値」となっています。

              つまりどういう事かと言いますと、

              「舗装工事A等級の入札に参加していいのは
              既存のA等級業者だけですよ」ということです。

              奈良県土木部さんでは
              舗装工事B等級の発注基準は
              予定価格1000万円以下となっています。

              そして予定価格1000万円以上が舗装工事A等級となっていますから、

              B等級で工事実績があっても、
              B等級で得た工事成績評定はA等級の総合評価落札方式入札では、
              評価の対象にならないのです。

              舗装工事B等級からランクアップしてきた、
              舗装工事の総合評価落札方式入札の経験が無い業者が、

              技術提案・表彰・ISO等すべての面において
              既存舗装工事A等級業者に及ばないのに

              更に工事成績評定の加点がまったく無しで、
              既存の舗装工事A等級業者(土木A1・A級業者)
              に太刀打ちできるわけがありません=3


              来年度からは、
              舗装工事A等級業者になるためには
              1級土木施工管理技術者5名が必要となります。

              舗装工事B等級から舗装工事A等級になるためには、
              必然的に土木A等級にならなければならないので、

              もはや舗装屋さんが、
              舗装屋として舗装工事A等級になることは有り得ないのですが、

              仮にB等級以下のランクの舗装屋さんが頑張って、
              「うちは舗装屋やから、舗装のA等級になる!」と、
              土木A等級になって舗装もA等級にしたところで、

              すでに既存の舗装A等級業者で無い限り仕事は獲得できない
              システムが構築されてしまっています。

              ということで断言します。
              B等級からA等級に上がった業者は仕事は獲得できません!


              うちは舗装屋で来ましたから、
              奈良県土木部さんにはいつも

              「せっかく、土木・舗装と格付けが別れているんだから
               土木屋さんは土木屋さんで、
               舗装屋は舗装屋で住み分けをさせて欲しい。
               舗装屋が舗装屋として成長できる格付け体系であって欲しい」

              と要望していますが、それはなかなか難しいようです。


              不景気が長すぎたんでしょうかねぇ?

              いまの格付けには、業者育成の要素がありませんね=3

              2013.08.22 Thursday

              「土木一式」Aランク業者とBランク業者に混合入札の試行について

              0

                奈良県土木部さんで
                「土木一式」Aランク業者とBランク業者の混合入札が始まりました。

                これは、
                本年度の6月に奈良県土木部さんから発表があった改正で、
                「土木一式」Aランク業者とBランク業者に混合入札の試行(PDF)


                ・奈良県内にはA等級の業者が少なくて、
                 入札が不調(不落)に終わったり、
                 1社入札や満額入札になったりすることもあるので、
                 そういう地域でもきちんと入札が執行されるように
                 業者数が増えるようにA等級とB等級を混ぜて入札してしまおう。

                ・昨年度、発注金額の上限を
                 5000万円から3000万円に下げられてしまったB等級の業者は
                 その点に関して大きな不満を抱いている。
                 だから、A等級との混在入札で上限5000万円までの入札に
                 参加出来るようにしてあげればB等級業者のガス抜きが出来るだろう。

                こういう目的があって実施されたのだと思います。

                まぁ、実際、B等級業者のガス抜きにはなったと思います。

                が、、、、
                実際に入札公告が出て、技術提案書の中身を見てみると。。。

                様式12_配置予定技術者の実績の欄には
                「受注価格が2500万円以上の工事に従事した実績を有する場合」
                という但し書きが!!!


                なんだこれ!
                これじゃあ、せっかくの入札参加資格が台無しだ(泣)!

                B等級の業者のみなさんはよく御存知のように、、、
                平成24年度からB等級の発注価格の上限は3000万円。
                でも、そんな大きな金額の工事は滅多になく、
                ほとんどは2000万円前後の工事です。

                しかも最低制限価格での入札が当たり前となっていますから、
                実質的には予定価格の84%くらいの請負金額になります。

                2000万円の工事で1700万円くらい。
                仮に上限の3000万円の工事でもギリギリ2500万円くらい。

                そんな中で、
                B等級業者に2500万円以上の工事の実績を
                求めるなんて、、、、なんて無茶な。。。

                うちも実績さがしてみましたけど、
                新参B等級の我が社の実績は2000万円前後の工事ばかり!

                これじゃあ結局、
                A等級の業者さんか、古参のB等級の業者さんしか
                実績持てないじゃないですか(泣)。

                ねぇ?=3

                技術管理課さんに問い合わせと要望をしましたけど
                「もう動き出していることなので今年はこれで行きます」
                の一点張りです(泣)。

                完全なぬか喜び。。。。

                ちなみに
                様式9の工事成績評定点のほうは、
                きちんとB等級の方は1500万以上が評価の対象に
                なっているんですよ〜=3



                なんでしょうね、この、、、
                「工事成績評定は基準を下げて
                 B等級の業者も入札には参加させてあげるけど、
                 仕事はA等級にしか落札させてあげないよ〜。」感(−−;?

                結局、奈良県土木部さんは、
                A等級の入札不調があったら困るから
                B等級を混ぜて業者数は増やすけど、

                B等級は、
                A等級に落札できる業者が居ないときだけ
                仕事落札しなさい。って思ってはるって事でしょうか?

                こんな入札するんだったら、
                なんでA等級の入札を
                「管内一括A」から「県内一括A」にしないんでしょ?=3

                入札の不調を防止するだけなら、
                それが一番手っ取り早くてわかりやすいように思いますが=3

                これって穿った見方でしょうか(^^;?

                2013.05.29 Wednesday

                再掲載_平成26・27年度 奈良県土木部格付け基準についての考察

                0
                   
                  奈良県土木部公共工事契約課さんのページにて
                  5月31日にかしはら万葉ホールで開催される

                  平成25年度 入札契約制度等説明会
                  の資料が発表されましたので、
                  以前に当ブログで書かせていただいた記事を再掲載させていただきます。

                  5月31日の説明会で発表される
                  「平成26・27年度の格付け基準」の内容については、
                  平成23年6月の奈良県さんの説明会で発表表された
                  「新発注基準・新格付け基準(案)」の通りです。

                  A1・A等級(舗装A等級含む)の1級土木技術者の増員等が記載されています。


                  この格付け基準改正にあたり
                  奈良県土木部さんでは

                  県では、今回の格付け基準等を改正するにあたり、

                   ・「技術と経営に優れた企業の育成」の観点から、技術力向上に意欲のある
                    企業の育成を図る
                   ・いびつな状態となっている「受注機会」の改善を図るため、発注金額区分の
                    是正を図る

                   を基本方針として、以下のとおり改正を行うこととしました。

                  と述べられています。

                  が、、、
                  当社では以前からこのブログで書かせていただいている通り、

                  これはどちらかというと「育成」というよりも、
                  現状ですでに技術者が多く経営規模が大きい事業者を
                  残していこう。という「選別」の意味合いのほうが
                  強いのではないか?と考えています。

                  また、すでに今年度(平成24年度)から
                  実施されることが決まってしまっている新発注基準についても
                  いびつな状態となっている「A等級の受注機会」の改善を
                  図る為に発注金額区分の是正を図る
                  とのことですが・・・

                  3000万円〜5000万円台の工事を
                  A等級単独の枠として設けただけで・・・・

                  結局は、
                  土木部さんがA1等級を設けたことによっていびつになった
                  (A等級の受注機会が減少した)しわ寄せを
                  B等級以下の零細業者に押しつけただけのこと。と考えています。

                  本来、A1・A等級の受注機会の是正を図るだけならば、
                  5000万円以上のA1・A等級の発注金額の枠の中で、
                  A1とA級の住み分けを図れば事足りるではないですか・・・。

                  にもかかわらず、
                  土木工事A等級の発注金額を3000万円〜に引き下げ、
                  それに合わせるように土木工事B等級以下の発注金額も引き下げる。

                  これでは、
                  本課の工事を施工するA等級以上を生き残らす為に
                  出先の土木事務所管内でセコセコ仕事をしているB等級以下を
                  排除しようとしてるようにしか思えません=3

                   
                   

                  舗装工事A等級の格付け変更内容については
                  「業者排除」の最たるものではないですか?

                  格付け基準表の通りに格付け変更が実施された場合、
                  「技術力の向上や業者育成」どころではないでしょう(−−;?
                  舗装工事の格付け自体が崩壊してしまいますよ??


                  舗装工事A等級については
                  現在、土木工事B等級と同じ格付け基準(1級1名以上)
                  となっていますが、改正後には
                  これがイキナリ1級5名以上となります。

                  そして舗装工事B等級については
                  ほぼ現行のままの2名以上(2級1名以上)となります。

                  平成26・27年度土木一式・舗装工事格付け比較表
                  ↑土木一式工事と舗装工事の格付けを比較する表を作成してみました。

                  ということはですよ???
                  舗装工事業者は・・・・
                  舗装工事業者のままではA等級になれないということです!!

                  舗装工事B等級の事業者が
                  舗装工事A等級になるためには、
                  その過程でまず、
                  1級土木技術者を二名雇用し土木工事B等級になり、
                  その後に1級土木技術者を5名に増員し土木工事A等級とならなければ
                  舗装のA等級にはなれない!!!!!!!!!!!!

                  つまりは。。。

                  「舗装工事A等級の業者は

                  土木工事A等級であり、

                  かつ1級又は2級舗装施工管理技術者を

                  雇用している会社であること。」


                  と言うことになってしまいます。。。。


                  これは驚愕の舗装工事の格付けです。


                  なんで、舗装屋が舗装屋のA等級になるために、

                  わざわざ土木のB級を経て、更には土木A等級と同等の

                  1級土木技術者5名雇用という遠回りをせねばならんのですか??


                  「いびつ」と言うならば、
                  この新しい舗装工事の格付け基準のほうが
                  断然「いびつ度」高いんじゃないんですか(−−;?


                  これでは舗装業者の「育成」なんてありえないでしょう?

                  「うちは舗装屋やから舗装のA級目指すぜ!」と言う舗装業者は
                  確実にいなくなりますよ。。。。

                  だって舗装のA級になるためには
                  土木A級にならなくてはならないんですから。

                  それだったら最初から土木のA級目指すでしょ?

                  そして
                  「土木A級になったし、舗装の技術者雇用して
                  舗装もA級にするかぁ♪」
                  と考えるのが自然な流れです。


                  そりゃあ、理論的には舗装のB等級から
                  一気に1級土木技術者を5人雇用すれば舗装A級に
                  なれるのかもしれませんが??

                  発注金額の大きい土木工事業ですら、
                  C級(2級2名)→B級(1級2名)→A級(1級5名)と段階的に
                  引き上げられているのに

                  発注金額の小さい舗装工事業で
                  舗装B級(2級1名)→A級(1級5名)って、
                  これはあまりにも
                  無茶苦茶な技術者増員なのではありませんか(−−;?


                  よ〜く考えてみてください。

                  仮に土木C級・舗装B級の事業者が、
                  特定建設業の許可を得て、1級土木技術者を5人雇用出来て
                  イキナリ舗装A級になれたとします。

                  でも、
                  1級を5人雇用しても土木のランクはB級にしかなれません。

                  本来、土木B級になる為には1級2名でいいはずなのに、
                  舗装A級になりたい舗装屋さんは、その為だけに1級土木技術者を5名も
                  雇用し土木B級にならなくてはならないのです。

                  しかもです!

                  ここすごい重要ですが・・・・

                  仮に1級技術者を5名雇用したとしても・・・・・

                  舗装工事A等級は100%総合評価落札方式が実施されています

                  から、雇用した1級技術者が舗装工事の実績を持っていなければ

                  (実績加点が見込めなければ)

                  舗装工事A等級になったところで受注出来る見込みはありません!



                  この舗装工事A等級の新格付け基準!

                  これは「いびつ」ではないのでしょうか?

                  これで「舗装業者」の

                  育成が出来るのでしょうか??



                  確かに、
                  今現在の奈良県内の舗装工事A等級の業者には
                  土木工事A等級の業者さんが多いです。

                  土木工事が減少した為に、
                  副業的に舗装の入札に進出しておられる
                  土木屋さんが多いですから。

                  とはいえ、

                  だからといって舗装業者の育成を鑑みず、

                  「舗装A等級は副業で舗装やってる土木A等級の

                   業者に任せとけば十分だろう?」と

                  思えてしまうような格付け基準でいいのでしょうか?


                  県土木部さんには
                  何の為に「舗装」という許可業種があり
                  「舗装」という格付けがあるのか今一度しっかりと
                  考えていただきたいものです。


                  ちなみに、
                  舗装工事の発注基準から考えてみても
                  今回の格付け基準改正は完全なオーバースペックです。


                  舗装工事の発注基準は
                  1000万円以上はA等級で県内一括の総合評価落札方式。
                  1000万円未満300万円以上は土木事務所管内B級での
                  指名競争入札。

                  舗装工事A等級といえども、

                  実質、監理技術者が必要となるような工事は極まれで、

                  ほとんどは1000万円台の仕事だというのに・・・

                  1級技術者(監理技術者)5名も必要ないのではありませんか?



                  1000万円以上(A級)か未満(B級)かでこの格付けの差
                  (1級土木5人と2級土木1人)はなんなんでしょう(苦笑)。

                  この激変措置は本当に必要なのでしょうか?

                  1000万円台の舗装工事を
                  年に数本落札できるかどうか?。。。
                  という現状の舗装工事A等級に1級土木技術者5名は、
                  人件費・技術力、どちらの面から考えても
                  完全なオーバースペックではないですか?

                  また、
                  今現在舗装工事A等級の発注基準は1000万円以上です。

                  しかしながら、今年度の発注基準では
                  土木工事A等級は3000万円以上!
                  土木工事B等級は1500万円〜3000万円!!
                  土木工事C等級は500万円〜1500万円です!!!

                  土木工事C等級で

                  1500万円弱の土木工事の入札に参加する為に

                  1級土木施工管理技士が不要であるのに、

                  土木工事B等級で

                  3000万円弱の土木工事の入札に参加する為に

                  1級土木施工管理技士が1名で足りるのに、

                  なぜ1000万円強の舗装工事の入札に参加する為に

                  1級土木施工管理技士が5人も必要となってくるのでしょうか?


                  これは完全なオーバースペックではありませんか?


                  もしも、

                  「舗装工事は1000万円以上がA等級で、
                  仮に1億円の舗装工事でもA等級で落札できてしまう」

                  とお考えならば、

                  舗装工事でも発注金額3000万円以上にA1等級を

                  設けられればいいと思います。

                  なにも舗装工事A等級=土木工事A等級と
                  ならなければならない必要性はないのではありませんか?


                  舗装工事の発注金額3000万円以上は
                  舗装工事A1等級で1級土木技術者5名以上として
                  発注を行えばいいのではないでしょうか?
                  1級技術者が5人居れば、
                  それくらいの発注金額で仕事が丁度良いのではないでしょうか?


                  技術者の人数にテコ入れを行うならば、

                  発注金額のほうでも技術者に見合った発注基準を設けるべきです。


                  それが可能でないならば、
                  そもそも舗装・土木・建築は区別されていて別の
                  許可業種なのですから、
                  舗装の格付けを無理に土木・建築と合わせる必要は
                  無いと思いますよ???

                  造園は単独の発注基準があるじゃないですか?

                  奈良県土木部 平成24・25年度の造園格付け基準

                  舗装も舗装単独で格付けすればいいじゃないですか?

                  舗装も造園と同じように専門業種なのに、
                  なぜいつも舗装は土木一式と同列の扱いを受けるのでしょう?


                  舗装の格付基準なのだから

                  舗装工事だけを視野に入れて格付けすればいいじゃないですか?



                  業者の育成や技術力の向上を掲げられるならば

                  舗装業者が「舗装業者」として成長していける格付けであるべきです。

                  公平・公正な入札と言うのはそういうものではないでしょうか?



                  舗装工事A等級に

                  「土木工事A等級であり、かつ1級又は2級舗装施工管理技術者を

                   雇用している企業であること」

                  という「いびつ極まりない」基準を採り入れる必要は皆無です。



                  そんなに土木A1・A等級の業者さんの為に
                  仕事を固めなくてもいいじゃないですか(笑)

                  それとも、
                  そうしなければいけない理由でもあるのでしょうか?

                  2013.05.29 Wednesday

                  Aランク業者とBランク業者による混合入札の試行について

                  0
                    5月31日の
                    「奈良県平成25年度入札契約制度等説明会」で発表される

                     
                    「土木一式」Aランク業者とBランク業者に混合入札の試行

                    これは物議を醸しそうです。

                    本来AランクとBランクといえば天と地の差(^^;

                    Aランクの発注基準は3000万円〜5000万円までで、
                    Bランクの発注基準は1500万円〜3000万円まで。

                    もちろん経審点数や技術者要件・資本金の要件も大きく違います!

                    ちなみに我が社は「土木一式」Bランクです。

                    ですが、、、

                    経審点数足りないし、技術者足りないし、
                    他のA級の事業者さんとわたり合っていくほど技術に自信もないし(苦笑)

                    Bランクに留まっています(^^;



                    が!
                    今年度はAランクさんと一緒に3000万円〜5000万円の
                    工事の入札に参加可能!

                    自分たちBランクの業者にとっては有難いお話ですが。。。
                    これってAランクの業者さんたちは納得できるのでしょうか(^^;?

                    Aランクの業者さんたちは、
                    頑張ってAランクになったのに突然Bランクと混合入札。
                    それじゃあ、なんの為にAランクになったんだか。。。。


                    これやとBランクやん?


                    もともと、
                    Aランクの発注基準は5000万円以上。
                    (今のA1ランクの発注基準と同じでした。)

                    しかしながら、
                    その頃はA1ランク・Aランク共に発注基準が
                    5000万円以上でA1ランクとAランクの混合入札であったため、
                    A1ランクの業者さんが仕事をほぼ独占してしまい、
                    Aランクの業者さんは仕事が出来なかった。

                    そこで!
                    昨年度(平成24年度)から、
                    A1ランクは5000万円以上。

                    Aランクは3000万円〜5000万円。

                    Bランクは1500万円〜3000万円。

                    Cランク500万〜1500万までという
                    下位ランクにシワを寄せる形での住み分けがなされました。
                    (ちなみにそれ以前のBランクは2000万円〜5000万円でした!
                     Cランクは800万円〜2000万円だったと思います。)

                    そう、A1・Aランクにはシワを寄せない住み分け。

                    が!
                    これにはBランク以下の反発が強かった。。。(のでしょうか?)


                    もちろん我が社も奈良県さんの説明会で
                    「そんなもん零細業者潰しやないか!!」って猛反発しました。。。


                    実際、受注できる工事金額の上限が
                    5000万円から3000万円に引き下げられたBランク業者の
                    経営は相当に厳しいものがあります(^^;。。。


                    そして、これについては
                    奈良県建設業協会さんから奈良県に対して
                    「Bランクの発注金額をもとの5000万円までに戻したって〜」
                    という要望が上げられたという報道もありました。


                    で!!
                    本年度はAランク・Bランクの混合入札。

                    そして本年度の経過を見て
                    来年度のAランク・Bランクのあり方について検討って(^^;


                    迷走する奈良県土木部さん。
                    土木部さんはこの発注基準改正にあたり

                    県では、今回の格付け基準等を改正するにあたり、

                     ・「技術と経営に優れた企業の育成」の観点から、技術力向上に意欲のある
                      企業の育成を図る
                     ・いびつな状態となっている「受注機会」の改善を図るため、発注金額区分の
                      是正を図る

                     を基本方針として、以下のとおり改正を行うこととしました。

                    と述べられていましたが・・・。

                    このA・Bランク混在入札はイビツじゃないのですか(−−;?


                    コレって奈良県土木部さんの
                    A1業者至上主義と1級土木技術者至上主義の
                    弊害なんじゃないですか(−−;?

                    奈良県土木部さんは
                    A1ランク業者さん至上主義だから、
                    Aランクの発注基準枠を5000万以上にするような
                    A1ランク業者さんの工事受注量を減らすようなす事ができない。

                    かといって、
                    1級技術者至上主義で
                    「土木も建築も舗装もA級は1級技術者5人以上で統一!」
                    って言っちゃってるもんだから
                    1級技術者5人を必要とする土木Aランクを無くす事もできない。

                    で、苦し紛れの土木工事A・Bランク混在入札??


                    過去にこのブログで書かせていただいてますが・・・

                    A1ランクとBランクから1000万円ずつ分けてもらって
                    4000万〜6000万をAランクとかダメなんですか(^^;?

                    いつもA1ランクにはシワを寄せないんですよ。
                    土木一式にしても、舗装にしても。

                    なので、穿った見方かもしれませんが
                    自分はA1ランク至上主義の奈良県土木部さんとよく書きます(^^)


                    われわれ下位ランク業者が猛反発したにもかかわらず、
                    頑なに「ご理解お願いします」って
                    体裁よく強行改正した現行発注基準を、

                    たった1年であっさりと反故にして、
                    中間年度でA・B混在入札なんて(^^;

                    結果的にそういうことになってしまうんだったら、
                    最初からわれわれ下位業者の声に耳を傾けて貰えない
                    ものでしょうか。。。


                    2012.04.26 Thursday

                    平成24・25年度 奈良県土木部格付け基準についての考察

                    0

                       
                      奈良県土木部公共工事契約課さんのページにて
                      平成24・25年度 建設工事(県内本店業者)に係る格付け基準等について

                      というものが発表されています。

                      この格付け基準表に記されている内容については、
                      昨年(平成23年)6月に発表された「新発注基準・新格付け基準(案)」の通りです。

                      A1・A等級(舗装A等級含む)の1級土木技術者の増員等が記載されています。



                      この格付け基準改正にあたり
                      奈良県土木部さんでは


                      県では、今回の格付け基準等を改正するにあたり、

                       ・「技術と経営に優れた企業の育成」の観点から、技術力向上に意欲のある
                        企業の育成を図る
                       ・いびつな状態となっている「受注機会」の改善を図るため、発注金額区分の
                        是正を図る

                       を基本方針として、以下のとおり改正を行うこととしました。


                      と述べられています。

                      が、、、
                      当社では以前からこのブログで書かせていただいている通り、

                      これはどちらかというと「育成」というよりも、
                      現状ですでに技術者が多く経営規模が大きい事業者を
                      残していこう。という「選別」の意味合いのほうが
                      強いのではないか?と考えています。


                      また、すでに今年度(平成24年度)から
                      実施されることが決まってしまっている新発注基準についても

                      いびつな状態となっている「A等級の受注機会」の改善を
                      図る為に発注金額区分の是正を図る
                      とのことですが・・・


                      3000万円〜5000万円台の工事を
                      A等級単独の枠として設けただけで・・・・

                      結局は、
                      土木部さんがA1等級を設けたことによっていびつになった
                      (A等級の受注機会が減少した)しわ寄せを
                      B等級以下の零細業者に押しつけただけのこと。と考えています。


                      本来、A1・A等級の受注機会の是正を図るだけならば、
                      5000万円以上のA1・A等級の発注金額の枠の中で、
                      A1とA級の住み分けを図れば事足りるではないですか・・・。

                      にもかかわらず、
                      土木工事A等級の発注金額を3000万円〜に引き下げ、
                      それに合わせるように土木工事B等級以下の発注金額も引き下げる。

                      これでは、
                      本課の工事を施工するA等級以上を生き残らす為に
                      出先の土木事務所管内でセコセコ仕事をしているB等級以下を
                      排除しようとしてるようにしか思えません=3

                       
                       

                      舗装工事A等級の格付け変更内容については
                      「業者排除」の最たるものではないですか?

                      格付け基準表の通りに格付け変更が実施された場合、
                      「技術力の向上や業者育成」どころではないでしょう(−−;?
                      舗装工事の格付け自体が崩壊してしまいますよ??



                      舗装工事A等級については
                      現在、土木工事B等級と同じ格付け基準(1級1名以上)

                      となっていますが、改正後には
                      これがイキナリ1級5名以上となります。

                      そして舗装工事B等級については
                      ほぼ現行のままの2名以上(2級1名以上)となります。


                      ということはですよ???
                      舗装工事業者は・・・・
                      舗装工事業者のままではA等級になれないということです!!


                      舗装工事B等級の事業者が
                      舗装工事A等級になるためには、

                      その過程でまず、
                      1級土木技術者を二名雇用し土木工事B等級になり、
                      その後に1級土木技術者を5名に増員し土木工事A等級とならなければ
                      舗装のA等級にはなれない!!!!!!!!!!!!


                      つまりは。。。

                      「舗装工事A等級の業者は

                      土木工事A等級であり、

                      かつ1級又は2級舗装施工管理技術者を

                      雇用している会社であること。」



                      と言うことになってしまいます。。。。


                      これは驚愕の舗装工事の格付けです。


                      なんで、舗装屋が舗装屋のA等級になるために、

                      わざわざ土木のB級を経て、更には土木A等級と同等の

                      1級土木技術者5名雇用という遠回りをせねばならんのですか??



                      「いびつ」と言うならば、
                      この新しい舗装工事の格付け基準のほうが
                      断然「いびつ度」高いんじゃないんですか(−−;?



                      これでは舗装業者の「育成」なんてありえないでしょう?

                      「うちは舗装屋やから舗装のA級目指すぜ!」と言う舗装業者は
                      確実にいなくなりますよ。。。。

                      だって舗装のA級になるためには
                      土木A級にならなくてはならないんですから。

                      それだったら最初から土木のA級目指すでしょ?

                      そして
                      「土木A級になったし、舗装の技術者雇用して
                      舗装もA級にするかぁ♪」
                      と考えるのが自然な流れです。


                      そりゃあ、理論的には舗装のB等級から
                      一気に1級土木技術者を5人雇用すれば舗装A級に
                      なれるのかもしれませんが??

                      発注金額の大きい土木工事業ですら、
                      C級(2級2名)→B級(1級2名)→A級(1級5名)と段階的に
                      引き上げられているのに

                      発注金額の小さい舗装工事業で
                      舗装B級(2級1名)→A級(1級5名)って、
                      これはあまりにも
                      無茶苦茶な技術者増員なのではありませんか(−−;?


                      よ〜く考えてみてください。

                      仮に土木C級・舗装B級の事業者が、
                      特定建設業の許可を得て、1級土木技術者を5人雇用出来て
                      イキナリ舗装A級になれたとします。

                      でも、
                      1級を5人雇用しても土木のランクはB級にしかなれません。

                      本来、土木B級になる為には1級2名でいいはずなのに、
                      舗装A級になりたい舗装屋さんは、その為だけに1級土木技術者を5名も
                      雇用し土木B級にならなくてはならないのです。

                      しかもです!

                      ここすごい重要ですが・・・・


                      仮に1級技術者を5名雇用したとしても・・・・・

                      舗装工事A等級は100%総合評価落札方式が実施されています

                      から、雇用した1級技術者が舗装工事の実績を持っていなければ

                      (実績加点が見込めなければ)

                      舗装工事A等級になったところで受注出来る見込みはありません!




                      この舗装工事A等級の新格付け基準!

                      これは「いびつ」ではないのでしょうか?

                      これで「舗装業者」の

                      育成が出来るのでしょうか??




                      確かに、
                      今現在の奈良県内の舗装工事A等級の業者には
                      土木工事A等級の業者さんが多いです。

                      土木工事が減少した為に、
                      副業的に舗装の入札に進出しておられる
                      土木屋さんが多いですから。

                      とはいえ、

                      だからといって舗装業者の育成を鑑みず、

                      「舗装A等級は副業で舗装やってる土木A等級の

                       業者に任せとけば十分だろう?」と

                      思えてしまうような格付け基準でいいのでしょうか?



                      県土木部さんには
                      何の為に「舗装」という許可業種があり
                      「舗装」という格付けがあるのか今一度しっかりと
                      考えていただきたいものです。



                      ちなみに、
                      舗装工事の発注基準から考えてみても
                      今回の格付け基準改正は完全なオーバースペックです。



                      舗装工事の発注基準は
                      1000万円以上はA等級で県内一括の総合評価落札方式。
                      1000万円未満300万円以上は土木事務所管内B級での
                      指名競争入札。


                      舗装工事A等級といえども、

                      実質、監理技術者が必要となるような工事は極まれで、

                      ほとんどは1000万円台の仕事だというのに・・・

                      1級技術者(監理技術者)5名も必要ないのではありませんか?




                      1000万円以上(A級)か未満(B級)かでこの格付けの差
                      (1級土木5人と2級土木1人)はなんなんでしょう(苦笑)。

                      この激変措置は本当に必要なのでしょうか?

                      1000万円台の舗装工事を
                      年に数本落札できるかどうか?。。。
                      という現状の舗装工事A等級に1級土木技術者5名は、
                      人件費・技術力、どちらの面から考えても
                      完全なオーバースペックではないですか?

                      また、
                      今現在舗装工事A等級の発注基準は1000万円以上です。

                      しかしながら、今年度の発注基準では
                      土木工事A等級は3000万円以上!
                      土木工事B等級は1500万円〜3000万円!!
                      土木工事C等級は500万円〜1500万円です!!!


                      土木工事C等級で

                      1500万円弱の土木工事の入札に参加する為に

                      1級土木施工管理技士が不要であるのに、

                      土木工事B等級で

                      3000万円弱の土木工事の入札に参加する為に

                      1級土木施工管理技士が1名で足りるのに、

                      なぜ1000万円強の舗装工事の入札に参加する為に

                      1級土木施工管理技士が5人も必要となってくるのでしょうか?



                      これは完全なオーバースペックではありませんか?


                      もしも、

                      「舗装工事は1000万円以上がA等級で、
                      仮に1億円の舗装工事でもA等級で落札できてしまう」

                      とお考えならば、

                      舗装工事でも発注金額3000万円以上にA1等級を

                      設けられればいいと思います。


                      なにも舗装工事A等級=土木工事A等級と
                      ならなければならない必要性はないのではありませんか?



                      舗装工事の発注金額3000万円以上は
                      舗装工事A1等級で1級土木技術者5名以上として
                      発注を行えばいいのではないでしょうか?
                      1級技術者が5人居れば、
                      それくらいの発注金額で仕事が丁度良いのではないでしょうか?



                      技術者の人数にテコ入れを行うならば、

                      発注金額のほうでも技術者に見合った発注基準を設けるべきです。



                      それが可能でないならば、
                      そもそも舗装・土木・建築は区別されていて別の
                      許可業種なのですから、
                      舗装の格付けを無理に土木・建築と合わせる必要は
                      無いと思いますよ???

                      造園は単独の発注基準があるじゃないですか?

                      舗装も舗装単独で格付けすればいいじゃないですか?

                      舗装の格付基準なのだから

                      舗装工事だけを視野に入れて格付けすればいいじゃないですか?




                      業者の育成や技術力の向上を掲げられるならば

                      舗装業者が「舗装業者」として成長していける格付けであるべきです。

                      公平・公正な入札と言うのはそういうものではないでしょうか?



                      舗装工事A等級に


                      「土木工事A等級であり、かつ1級又は2級舗装施工管理技術者を

                       雇用している企業であること」


                      という「いびつ極まりない」基準を採り入れる必要は皆無です。




                      そんなに土木A等級の業者さんの為に
                       仕事を固めなくてもいいじゃないですか(笑)

                      それとも、
                      そうしなければいけない理由でもあるのでしょうか?

                      っていらぬ疑念を抱いてしまいますよ?


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