一伸建設 サイト管理者ブログ

写真好きなサイト管理人が不定期に、現場の写真や工事施工例、
また折々の御所市や葛城市の風景の写真などを載せています。

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2009.12.14 Monday

総合評価説明会

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    12月11日に参加させていただいた、
    奈良県の総合評価説明会の次第は、本年10月に開催された
    「奈良県土木部建設工事 総合評価落札方式ガイドライン説明会」
    と同内容の説明会でしたが、その中で、技術管理課さんから、
    今後の奈良県総合評価落札方式についての方向性が幾つか発表されました。


    まず1点目は・・・
    現在実施されている「簡易型」の総合評価落札方式においては、
    評価内容のうちの技術提案の部分について、来年度(H22年度)以降は
    配点に於いて占める割合を増やしていくということ。

    2点目が・・・
    来年度(H22年度)からは、現在総合評価落札方式が試行されている
    土木工事Bランクについては総合評価落札方式を実施。
    また、現在は一般競争入札である土木工事Cランクについても
    技術提案付きの総合評価落札方式を試行していくということ。

    以上の様なことが発表されました。


    当社は現在、土木工事Bランク・舗装工事Aランクですので
    舗装工事については総合評価落札方式が完全実施されています。
    そして来年度からはいよいよ土木工事Bランクの方も実施となりますと・・・

    正直言って、
    技術者数の少ない当社に於いては非常に厳しい限りです(汗;)
    夜、家に帰って寝る時間があるのでしょうか(^^;?

    総合評価落札方式には「技術提案書(作文)」と言うのがあり、
    私たち現場の技術者は、奈良県のHPで新しい工事の入札予定が発表される
    と、現場に下見に行き、その現場で行う自社独自の品質管理上や
    安全管理上の工夫を作文にして提出するのですが・・・

    ひと現場ごとに施工条件が異なる土木工事の現場での品質管理や
    安全管理について作文を作り上げるのはけっこうな労力だったりします。

    特に舗装工事については、
    年末〜年度末等に奈良県中の舗装工事が固まって発表されてしまうので、
    私たちは奈良県中を東西奔走です(^^;★

    しかも!
    書いたからと言って必ず工事が獲れるというわけではないですから
    しんどいですよね〜(汗;)

    でも!!
    書かなければ仕事が手に入る可能性はゼロですから、
    寝る間を惜しんで書かなければなりません!!!

    そこが総合評価落札方式と関わっている技術者にとって
    一番厳しいところです★


    ということで・・・
    説明会の最後の質疑応答で技術管理課さんに幾つか発言(要望)を
    させていただきました。


    発言
    現在、設計図書に対する質問書や、技術提案の採否にかかる質問書という
    ものは「発注する各土木事務所の庶務課への持参による提出。」と
    定められているのですが、その点について、持参では提出する側の負担が
    大きいので、その負担が軽くなるように、郵便等での提出を検討していただきたい。という趣旨のこと。

    そして、それについては技術管理課さんから
    「その件については、県庁に持ち帰り協議し、後日回答させていただきます。」というお返事をいただきました☆



    発言
    来年度以降、技術提案の占める割合が大きくなると言うことについて、
    技術提案の占める割合をどの程度拡大されるのか?

    また、今現在すでにほとんどの入札においては、最低制限価格での落札が
    なされており、そんな中で技術提案が増加することは、
    オーバースペックとまでは行かないまでにしても、技術提案数の増加した分だけ現場での実行予算も増加し、今以上の利益率の低下を招いてしま
    う恐れがあり、その為、一事業者としては、あまり技術提案の占める割合
    を大きくしていただきたくない。という趣旨のこと。

    さらに、簡易型の総合評価落札方式については、
    どちらかといえば技術提案よりも企業の施工能力や地域精通度、
    工事成績等をもって評価が行われるタイプと思っていますので、
    技術提案の占める割合が大きくなることにより、
    ただ技術提案の点数が良ければその業者が仕事を落札してしまうような、
    今現在までの過去に、工事成績評定で良い成績を得る為に
    現場での創意工夫や企業努力を行ってきた事業者が、
    結果としては評価されず受注機会を失うような逆転現象が起こって
    しまうのではないか?というような趣旨の発言をさせていただきました。

    そして、それについても技術管理課さんのほうから

    発言,紡个靴討蓮
    現在どの程度増やすのかは検討中で未定です。ということ。


    発言△紡个靴討蓮
    業者さんの気持ちもよくわかりますが、やはり奈良県としては、
    奈良県の業者さんの技術力の向上を進めていきたい。
    その為には技術提案の数は増やしていきたい。

    また、技術提案の占める割合を増やし工事成績に対する評価を圧縮
    したとしても、そこには必ず何点かの優位性は保たれるので、
    そういう業者さんについては、点数の競った入札等では必ず優秀な
    工事成績等が生きてくると思っている。
    そして、技術提案については、それが実行出来ないときには、
    ペナルティーとして工事成績からマイナス10点として跳ね返るので、
    ただ技術提案だけが優れていても施工能力がそれに追いついていなけ
    れば、そういう事業者さんについては受注機会は減っていきます。
    というような回答をいただきました。


    また、私とは別な参加者さんから
    「技術力アップと言われますけども、実際にそういうことをしたら
     利益率も下がったりするのに、ただ技術力をあげろと言われましても
     それは業者にとっては厳しいだけの話です。
     そういうことをしろとおっしゃるなら、是非、最低制限価格も
     引き上げてもらいたい。」というような意見も上がっていました。


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