一伸建設 サイト管理者ブログ

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2011.06.08 Wednesday

平成23年度 奈良県舗装工事A等級落札者決定基準に物申す。

0
     
    技術管理課さんのページにて、
    「奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会」
    (平成23年6月10日開催)の『資料』
    が公開されています。


    中身は以下の通りです。
    ・総合評価落札方式の改正について
    ・施工体制点検特別調査班立入調査(施工体制Gメン)について
    ・低入札価格調査制度について
    ・経営事項審査について

    上記の内容が、6月10日の説明会に先立ち公表されていますが・・・

    公表されてる中の
    「平成23年度 舗装工事A等級の落札者決定基準の地域精通度」
    についての改正。

    これのアスファルトプランへの加点は破格です。

    個人的に、
    アスファルト舗装工事A等級の落札者決定基準の
    「アスファルトプラント加点」は
    廃止すべきか縮小すべきだ!!
    とブログに書かせていただいているのですが。。。

    今回の改正では
    アスファルトプラント加点が更に強化されてしまいました(涙)。




    一応、工事実施市町村を管轄する土木事務所に本店がある=1.0点
    という加点はされているので、
    地元点も評価に取り入れられてはいますが・・・

    22年度では
    a.工事実施市町村を管轄する土木事務所管内に本店を有し、
    かつアスファルトプラントを所有(協同所有を含む)=1.5点
    b.奈良県内に本店を有し、
    又はアスファルトプラントを所有(協同所有を含む)=0.5点
    c.上記a,bに該当しない=0点

    だったものが

    23年度では、
    a.工事実施市町村を管轄する土木事務所管内に本店を有し、
    かつアスファルトプラントを所有(協同所有を含む)=1.5点
    b.工事実施市町村を管轄する土木事務所管内に本店を有し、
    又はアスファルトプラントを所有(協同所有を含む)=1.0点
    c.奈良県内に本店を有している=0.5点
    d.上記a,b,cに該当しない=0点

    と変更されてしまっています。

    b.工事実施市町村を管轄する土木事務所管内に本店を有し、
    又はアスファルトプラントを所有(協同所有を含む)=1.0点


    確かにb.で、工事実施市町村を管轄する土木事務所管内に
    本店がある=1.0点という
    地元業者への加点が加えられましたが、
    それと同時になぜかアスファルトプラント所有への加点も
    前年度の0.5点から1.0点にパワーアップ(涙)!!

    これってつまり・・・・

    ・当社のようなアスファルトプラントを所有していない会社は
     地元の土木事務所管内で舗装工事が発注された場合1.0点の加点が
     いただけるけれど、他の土木事務所発注工事では0.5点の加点。

    ・アスファルトプラントを所有(協同出資)している会社は
     地元の土木事務所管内で舗装工事が発注されたら1.5点の加点
     というのは22年度と変わり無しとしても、
     他の土木事務所発注の舗装請工事でも奈良県中、
     どの土木事務所の発注の舗装工事の入札に参加しても
     最低1.0点はプラント加点がいただけるということでしょう??

    それって

    地域精通度まったく関係ないですやん?!

    アスファルトプラント

    特別優遇加点ですやん?!?!


    各ランクの
    土木工事・舗装工事の落札者決定基準を見てみてください。


    ISOの加点ですら、
    ISO9000シリーズ取得が0.5点の加点。
    ISO14000シリーズ取得が0.5点の加点。
    両方取得してようやく1.0点の加点です。

    表彰加点もそうです。
    国交省や奈良県から表彰をひとついただいて0.5点の加点。
    そして表彰の個数にかかわらず表彰による加点の上限が
    1.0点です。

    コレを鑑みれば、
    総合評価の技術提案で1.0点の加点を得るということが
    小さな会社にとって、どれだけ大変なことなのかがよくわかります。

    なのに舗装工事A等級では
    アスファルトプラントに共同出資さえしていれば、
    奈良県中、地域性関係なく1.0点加点されてしまいます!
    しかも100%自社のアスファルトプラントを所有ではなく
    アスファルトプラントへの「協同出資」。
    いち協同出資者であるだけで1.0点の加点です。

    ISOを2種取得するのと、
    表彰を二つ貰うのと、
    アスファルトプラントに協同出資することが同格ですか??

    これはどう考えても破格な加点だと思いませんか?
    偏りすぎだと思いませんか??

    地域精通度による加点項目とは名ばかりです。


    これじゃあ、
    地元の土木事務所発注の舗装工事については、
    アスファルトプラントを所有する会社との差は縮まっても、
    他の土木事務所発注の舗装工事については
    ますますアスファルトプラントを所有する会社との差は
    広がるばかり。
    更なるアスファルトプラント優遇措置としか思えません(涙)。

    今年は昨年以上に、落札業者が限られ偏ることでしょう。。。

    奈良県土木部さんは、
    どうしてそうまでしてアスファルトプラントを
    優遇したがるのでしょうか(涙)?

    アスファルトプラントへの出資は、
    簡単に行えるものでないのは皆さんごご承知の通りです。

    一部の限られた数の事業者しか出資できないものを、
    落札者決定基準で大きな加点を与えることは、
    入札の公平性を大きく欠いていると思いませんか?

    協同出資を行えるアスファルトプラントは県内では
    限られています。

    もしもそのアスファルトプラントが自社から遠ければ、
    地元のアスファルトプラントでアスファルト合材は購入します。

    遠くのアスファルトプラントで、
    取引が無ければ出資したくても出資を出来ないのが現状です。

    奈良県土木部さんは、
    そういう事情もわかってらっしゃるはずですが。。。。

    意地でもアスファルトプラントへの加点を
    引き下げてはくださいませんね=3


    通常の1000万クラスの舗装工事ならば、
    アスファルトプラントの所有(共同出資)なんて関係なく、
    地域精通度重視で地域密着型の地元業者に
    受注させればいいじゃないですか?

    アスファルトプラントへの加点は、
    必要が無いか、縮小するか、
    3000万以上クラスのJV工事等から評価にとり入れるか、
    そんな感じで十分だと思うんですけどねー。

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