一伸建設 サイト管理者ブログ

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2011.06.12 Sunday

奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会

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    6月10日に万葉ホールで開催された
    「奈良県の入札制度の概要及び建設業法等講習会」に参加してきました。

    今回の説明会では
    ・平成23年度の総合評価落札方式の改正について
    ・施工体制点検特別調査班立入調査(施工体制Gメン)について
    ・低入札価格調査制度について
    ・経営事項審査について

    の発表があり、最後に
    平成24・25年度以降の格付け基準についても発表がありました。

    格付け基準の大きな改正として
    1級技術職員の大幅な増員という変更案があげられていました。

    A1ランクは現在の技術者15名以上(うち1級5名以上)→1級10名以上
    Aランクは現在の技術者7名以上(1級3名以上)→1級5名以上
    Bランクは現在技術者3名以上(1級1名以上)→1級2名以上


    また、この格付け基準の変更に伴い、
    A1・A等級については、厳しい格付け基準を満たす必要もあり、
    受注機会の優先的な確保が必要である。
    ということで、A等級の発注金額を現在の5000万円以上から
    3000万円以上に改めると言う案も発表されました。

    奈良県公共工事契約課さんがおっしゃられるには
    1級技術者の増員については
    「以前からA1等級等については、大勢の技術職員の雇用が大変と言う
     声があったので、職員数の引き下げを行います。
     ただ、技術職員数の引き下げにより、各々の会社の技術力が
     低下してはいけないので、トータルの技術職員数については
     引き下げますが、1級技術職員については増員します。」
    とのことでした。

    が、しかしです。。。
    この1級技術職員の増員は必要なことなのでしょうか??

    いつものごとくあくまで個人的な見解ですが。。。
    個人的には、あまり必要なことだとは思いません。

    なぜなら、
    現在、技術者15名以上(うち1級5名以上)というA1等級や
    技術者7名以上(1級3名以上)というA等級の技術職員数を、、、
     
    仮に
    A1等級の格付け基準を技術者10名以上(うち1級5名以上)や
    A等級の格付け基準を技術者5名以上(うち1級3名以上)等に
    引き下げたとしても、各社の技術力は下がらないと思っているからです。

    奈良県では、総合評価落札方式が導入されています。
    A1・A等級についてはすでに完全実施されています。

    日々、総合評価落札方式の入札で揉まれ、
    日々、技術力に磨きをかけておられるA1・A等級の業者さんの
    技術力が、トータルの技術職員数の引き下げで
    下がってしまうでしょうか?

    恐らくは下がらないと思います。

    会社の技術力が高い=1級技術職員数が多い。
    そういうことではないと思っています。

    1級技術職員数が少なくても技術力の高い会社はあるでしょうし、
    またその逆もあると思います。

    総合評価落札方式は、
    数ある会社の中から、価格と技術力の両面で優れた会社が
    受注できる方式と言われています。

    そして、現に、
    現在はそういう会社が受注機会を得られています。

    その現状の中で、
    さらに格付け基準に於いて
    「1級技術職員数が多い=技術力がある」とする判定基準は
    必要なのでしょうか?

    必要ないと思います。

    それは、ただ、
    1級技術者の雇用と言う面で、
    事業者に労力を強いるだけのような気がします。

    技術力を向上させる。
    という意味でならば、現状の様な
    下位等級からA等級に参入し易く、
    多くの会社により技術の切磋琢磨が行われている状況のほうが
    優れているのではないでしょうか??

    もちろん。
    下位からA等級へ参入したところで、
    以前からA等級に居る業者さんに新規業者が技術力で
    勝てるようなものではありません。

    結果、
    下位業者は上位ランクにチャレンジすることにより技術を磨き、
    上位業者は下位業者の参入を阻む為に技術力を研鑽し、
    そしておのずと受注機会を確保していく。。。。

    そういうままの形でいいような気がしますが。。。。

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