一伸建設 サイト管理者ブログ

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2011.07.01 Friday

平成24・25年度格付け基準改正について

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    今朝の奈良新聞の一面は
    「新(奈良)県営プール」の入札結果について
    県会委(建設委員会)で異論噴出という記事が書かれていましたが、
    皆様、この委員会のWeb中継はご覧になられたでしょうか?

    この建設委員会、
    当社もWeb中継で見させていただいておりましたが。。。

    実はこの委員会の冒頭で、
    県の川崎土木部長さんから
    「平成24・25年度に実施を予定していた格付け変更については、
    平成26年度以降に延期」という内容の報告がありました。


    6月10日の説明会で発表された
    「A1・A等級の1級技術者の大幅増員」と
    それに伴う「A等級の発注基準金額の引き下げ」という
    平成24・25年度の奈良県土木部格付け基準(6月10日発表案)は
    「平成26年度以降の実施」に延期されるようです。

    しかしながら。。。
    当社では今後も、ランク・業種にかかわらず
    1級技術者偏重と思える1級技術者の大幅増員と
    一部ランク優遇とも思える
    発注基準金額の改正には反対の立場を
    とらせていただきたいと思います。

    県土木部さんは口を開けば
    「技術・力量に優れた業者の育成」「雇用の促進」とおっしゃられますが、
    今回の格付け基準改正で本当にそれが適うのでしょうか?

    現在、
    1級土木施工管理技士の試験合格率は10%台と低迷しています。
    その最中に激変とも思える1級技術者偏重の格付け変更。

    委員会を見る限りでは
    県土木部さんは今回の格付け改正を行うに当たり
    A1・A等級については現在の技術者数について
    ヒアリングなり調査なりを行われたようです。
    そして「A1・A等級の過半数は今回の改正に耐えうる」と判断を
    されたようですが。。。

    われわれ、B等級以下の業者には
    まったく寝耳に水の話でした。

    土木部さんは「業者育成」とおっしゃいますが、
    仮にこの1級技術者偏重の改正が実施されたとして・・・
    今後、今現在B等級以下の業者がどれだけ、
    A等級に上がってくることが出来るというのでしょう?

    これは「業者育成」ではなく、
    「既存県内大手業者の優遇・保護」以外のなにものでも
    ありません。


    また、雇用と言う面でもそうです。

    今後、2級技術者や
    実務経験技術者の立場はどうなってしまうのでしょう?

    土木部さんは簡単におっしゃいます。
    「2級技術者については下位ランクで格付け要件となっています。」と。

    2級以下の技術者は大きな会社を解雇され、
    小さな会社で再雇用されればいいと。簡単にそうおっしゃる。

    しかしながら、
    土木部さんは下位ランクにそれほど多数の
    2級技術者の配置を求めておられますか?
    求めてはおられません。

    土木部さんの説明の多くは
    「A級至上主義」を実施する為の後付の説明のようにしか
    思えません。

    「技術と力量にすぐれた業者の育成」や
    「雇用の確保」をうたわれるならば、
    A1・A等級以外のランクの下位業者も生き残れる方向性、
    というものを是非示していただきたいものです。

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